ハイブリッド学会運営|現地+オンライン同時開催の成功ポイント10選
dezikamuru
未来の学会DIY
現地+オンラインを同時に運営するハイブリッド学会において、最も重要な土台となるのが「会場」と「インターネット回線」です。
せっかくプログラムや配信機材が万全でも、回線トラブル一つで全て台無しになるリスクがあるため、会場・回線選びには徹底的にこだわる必要があります。
この記事では、失敗しないための会場・回線チェックリストと、実際のトラブル事例を紹介しながら、ハイブリッド開催成功のためのポイントを解説します。
事前に会場担当者に確認・実測すべき項目をまとめました。回線速度については、映像や音声等をオンライン参加者に届ける必要があるため、上り速度(アップロード)が重要です。
チェック項目 | 目安基準 | メモ欄 |
---|---|---|
回線種類 | 光回線(有線LAN)あり | |
上り速度(アップロード) | 20Mbps以上(理想30Mbps以上) | |
下り速度(ダウンロード) | 30Mbps以上 | |
回線占有可否 | 専用 or 優先帯域確保 | |
予備回線あり | 別回線設置 or ポケットWi-Fi(予備用) | |
配信機材設置スペース | 配信卓スペース確保 | |
電源口数 | 必要数+予備あり | |
音響設備との連携 | 配信用音声ライン出力可否 |
他イベントと回線が被り、配信中に映像・音声が途切れた。
対策
会場に固定回線がなく、ポケットWi-Fiを使ったが、途中で通信が切断。
対策
配信用PCとモニターを置く場所がなく、設営に大混乱。
対策
配信インフラに強い会場をまとめた資料(無料ダウンロード可)や、
会場選び&配信設計パッケージ資料もご用意しています。
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ハイブリッド学会成功のカギは、「回線・会場」選びが8割です。
一度失敗すると挽回が難しいため、現地視察+回線実測+詳細交渉をセットで行いましょう。
自分たちだけでは不安…という場合は、配信や音響機材に関して専門知識を持つ貸ホールや貸会議室などに下見に行き、記事でまとめたような点を確認していくといいでしょう。
大学などの場合、管理者があまり配信慣れしていないなど、十分な情報が得られないこともあります。
次回は、【配信基盤編】Zoom EventsとWebex Events徹底比較について詳しく解説します!